
「マニュアルって本当に必要かな?」と、まだお悩みの経営者の方もいらっしゃると思います。
そこで、マニュアルを作成することのメリットについて、もう一度考えてみたいと思います。
マニュアルを作成することにより、下記のようなメリットがあります。
1.お店の基準が出来る
実は、マニュアルが無いお店は、会社としての基準が存在しないことになってしまいます。基準が無いという事は、「良い・悪い」を判断することが出来ないという事になります。
「社員やアルバイトの自主性を重んじているので、マニュアルは必要ないと思っています」とベンチャーの経営者さんが、よくお話されています。
しかし、年月が経ち、店数も増えてくると、多くの経営者の方が、「やはり、マニュアルって必要ですよね・・」と発言が変わってきます。
現場の店長も、「良い・悪い」の判断すべき基準が無いので、なかなか注意が出来ません。
その結果、だんだんお店のモラルが下がり、売上が下がっていくという流れになります。
しかし、マニュアルを作成すれば、会社としてお店としての最低限の基準を示すことが出来るようになります。
2.最低限を品質が守られる
守るべき基準と、品質を守るための作業手順が決まることで、お店として表現したい最低限の品質が守られるようになります。3.品質のブレが少なくなる
マニュアルにて、標準作業を決めますので、標準作業を徹底させることで、人による品質のブレが少なります。4.新人アルバイトの育成時間の短縮
マニュアルにて、トレーナーが教えるべき作業項目が明確になっており、さらには、トレーニーが覚えるべき作業のポイントも明確に示してあるので、新人アルバイトの育成期間の短縮が図られます。5.誰でも出来るようになる
マニュアルは、初心者でも見てわかるように作成していきますので、イメージが分かりやすく、覚えやすい工夫をしています。そのため、誰でもすぐに出来るようになります。
6.教えるべき事柄が明確になる
マニュアルには、トレーナーのチェックリストがついていますので、何をいつどのように教えれば良いのかが分かるようになっています。また、各作業のポイントもマニュアルで解説していますので、トレーニング中での伝え忘れが無くなります。
7.生産性が向上する
マニュアルを作成する際には、各作業ごとに標準作業を決めていきます。その標準作業は、各作業をやるにおいて、最も品質が守られ、効率的である作業であるため、全員がその標準作業が出来るようになると、生産性が向上いたします。
8.経営者と従業員のコミュニケーションツール
マニュアルの冒頭は、経営者の想いを伝える部分になります。マニュアルがあるおかげで、通常接点を持てないアルバイトにも、経営者の想いを伝えることが出来るようになります。
このように、マニュアルは会社としての大切なコミュニケーションツールでもあります。
9.幹部の育成が出来る
マニュアル作成は、幹部候補生と一緒に作成することにしています。そのマニュアル作成の過程を通じて、経営者の考えや思いを改めて学ぶことになり、社長の良き理解者へと変わっていきます。
また、マニュアル作成を通じて、古参の社員より正しい知識を深く持つことになるので、社内でのリーダーシップが発揮されるようになっていきます。
このように、マニュアル作成を通じて、幹部の育成も同時に進めていけることになります。
以上のメリットを考えると、常に経営者がお店にいて、直接指導できるような個人店以外では、マニュアル作成の必要性が高いと言えます。